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SALE

行わない方針ですが、、、

7月に入り、アパレルの店舗ではセールが目立つようになってきました。コロナウイルスの関係で、知人のお店は補償なき自粛をしておりましたし、アパレル業界全体の売り上げはかなり落ち込んでるのかと思います。春夏の商戦がコロナの渦の中に消えてしまったので、春夏物の中でも、春物が特に厳しい状況にあるのかと推測し、セールは加速しているんだろうと思います。allsでも昨年末から参加してきたイベントは中止になり、打撃を受けています。こんな時ですが、ブランドを立ち上げた時からセールは行わない方針でいました。セールは、そもそも自分はあまり利用しません。安いから買いたいとは思われたくないというのが、一番の理由です。安かったから買ってみたけど、冷静になると必要でなかったなんてタンスの肥やしになるケース少なくないんじゃないでょうか?

 

作り手側からしたら売れ筋、売れないものが当然ありますが、まだまだ少量生産で企画して作った全ての商材の価値を大切にしていて、ものの価値を見極めてもらい購入決定をしてもらえたらと思うので、売り方としてセールを選択したくないというのがあります。とはいえ通常のアパレルだと、どんどん新作が発表されていく中で在庫を消化しなければなりません。ある程度在庫を抱える必要のある店頭販売では、プロパー販売で全てを消化することは難しいでしょう。だからセールが存在するわけです。とはいえセールを全否定する訳ではありません。大多数のひとに購買するきっかけになりうる事は間違いないのでしょう。

 

販売する側からセールを語ってきましたが、ここからは購買する側からのお話をしようと思います。自分はあまり利用しないと言いましたが、ゼロではありませんのでこんな活用方ならありかなと思うことをお伝えします。

①セール以前から目をつけていてセール品で見つかった時

購買する理由として、一番が安いからでない。ラッキーですね。

②普段は選ばないものに敢えて手を出してみる。

新しいものはリスクが多少ありますけど、少ない金額で試してみるのは良いかと思います。特におすすめしたいのが、小物類。定番品は対象外なことが多いイメージですが、小物よりも洋服で一杯一杯なんてひとも多いんじゃないかと思います。普段あまり見てこなかった所に光を当てるきっかけとしてありだと思います。

 

最後にallsとして行いたいセールのお話。散々やらないと言ってきましたが笑 それはアーカイブセールです。設立10周年の年にやりたいと思ってます。長い歴史、経験値がある事でこのセールは価値がでるのだろうと思います。結果的にこんなの出来たらと思いますので、この日を目指してやっていく訳でもないのですが。まずはそれまで継続出来るように日々精進していきます。お楽しみに!